楽天主義と楽観主義

ウェブ進化論って本にオプチニズム(楽天主義)とあったので辞書で調べてみた。
調べなくても楽観主義と同じ意味だろうとたかをくくってたんだけど、だいぶ違ってた。

オプチニズム(楽天観) 世界および人生の主義・価値に対して、悪や反価値の存在を認めながらも、現実をあり得べき最良の世界・人生と見なす立場。
楽観 すべて物事を好都合に考えること。将来の成り行きに明るい希望的な見通しをつけること。


両方とも自分の立場をポジティブに良いように捉えているが、両者の違いは、オプチニズムが今まで生きてきた道筋は常に良い方向に進んできてこれからも良い方向に歩み続けるというような「一本筋」な考え方に対して、楽観はこの先どの道をどう歩もうともその先の未来は常に明るいと考える「どうにかなるさ」な考え方であること。この二つはだいぶ違う。

それとオプチニズムは哲学用語らしくて、だからウェブ進化論では楽観主義と縦文字で固めずに「オプチニズム」とわざわざ横文字を使ってたんだと頷いた。調べてよかった。

哲学用語なんて語彙はほとんどありませんがこれからもブログは続けます。
なぜかそんな宣言をする・・・