大学の友人を思い出しての話

神の見る夢は現実である*1のだそうですこんばんわ。
科学妄想なんて言葉があったなぁ。私は何処の宗教を信じてるわけでもない無信教者なんでだけど、一応この世界に神様見たいなのが居るとしたらそれはきっと物理法則の事なんじゃないかと思う。つまり、神は永遠に幾何学するってやつ。
って言うと神様とかを信じているのかいないのかよくわからない感じになっちゃうけど、実際のところ自分でも信じているのやらいないのやらよくわかってない。
大学の友達に鹿児島から来てる人が居た。*2べらべらとよくしゃべる人で、とても楽しい人だった。彼は全校生徒が十数人とかいう小学校に通ってた位にのどかな所に住んでいたらしくて、そのためか物をとても大事にしていたような覚えがある。森羅万象ってやつかな?
いつだったか、CDの曲を探すために何曲か飛ばしているとCDプレイヤのシーク音を聞いて「一生懸命作業してるのにかわいそうだ」見たいな事を言い出したことがあった。なんでも、「がんばってるのに急かしちゃかわいそう」なんだそうで、蛍光灯を点けるときにスイッチをカチャカチャやって困らせたく無かったり、冷蔵庫を閉めた後で冷蔵庫が冷却をし直し始めた途端にまた扉を開けるのがためらわれたりもするそうだ。
今考えると、彼独自のユーモアで洒落を言ってただけなのかもしれないけど、なんとなく「蚊を叩き殺しちゃかわいそうだよ」ってくらいのノリで言ってるんだと思って彼の話を聞いてた。一言で言うとカルチャーショックってやつ。彼は犬猫とかの生物界のものと同じように、機械みたいな無生物界のものに気遣いとかやさしさを向けてるように感じた。

*1:"Real are the dreams of Gods." ジョン・キーツ(1795〜1821)

*2:最近会ってないなぁ。自分が留年してるうちに卒業しちゃって何処行ったかもわからないのに会えるわけないか。